あと数日で大阪を離れます。大阪の思い出を紹介します。
大阪に赴任してきたのが1993年7月、約17年大阪の街に住みました。大阪の街は、「水の街」というほど、川の多い街です。その分、橋も多い街です。その大阪の橋の中で、私が大変お世話になった橋があります。会社の近くの堂島川に架かる「渡辺橋」という橋です。
新入社員以来10年と5ヶ月担当させていただいたお得意さんが、橋の向こうにありました。約10年間で渡った回数は、きっと10,000回を超えます。営業日が年間280日位と考えると、一日平均2.5回、往復で平均5回、年間280日で1,400回、10年で14,000回にもなります。橋の上は、夏は暑く、冬は寒風が吹きすさみ寒さが一層増す、私には厳しい橋でした。先輩やお得意さんから「橋の上で、伊村が、川の水面をじっと見て、何か悩んでいたぞ」「伊村が橋を行ったり来たりしていたぞ、お得意と社内の狭間で、悩んでいるようじゃったぞ。大丈夫か~」とか言われ、からかわれたこともあります。
みなさんの話に身に覚えは無いのですが、橋を渡りながら、多くのことを悩み、考え、判断したことは確かです。
そんな思い出の橋の上で、7/30に最後のスーツ姿の記念写真を取ってみました。
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