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以前このホームページでも紹介しましたが、一昨年秋、「永遠の0(ゼロ)」を読み、特攻という事実を深く考えました。どうしても、鹿児島県知覧町にある『知覧特攻平和会館』を訪問したくなり、昨年3月末に一人、知覧を訪れました。ちょうど桜の咲く季節で、穏やかな春の日差しの下、桜が美しく舞う中、大きな衝撃をずっしりと受け記念館を後にした思い出があります。

そして今回、facebookで紹介された一冊を読みました。ノンフィクッションです。アメリカで生まれた日系二世、松藤大治氏の23年という短い生涯です。十五才のときに、アメリカからひとり両親の故郷福岡県・糸島に帰国し、糸島中学から東京商科大学(現在の一橋大学)に入学、「日本とアメリカの間を結ぶ」外交官を目指していました。しかしながら、戦争はその有望な青年の運命を大きく捻じ曲げ、日本人として零戦に乗り、沖縄の海に向かわせます。日本人が起こした戦争というものがなんとも非情なものか、無念でたまりません。65年という月日は、その事実を人々の記憶から少しずつ消し去ろうとしていましたが、作家門田隆将氏の力により、再び、その魂を感じることができたと思います。

※偶然にも昨年春、松藤大冶氏が卒業した糸島中学校のある福岡県糸島を訪れています。まだ穏やかな山々と海のある美しい街です。

 4月末でジャガイモの収穫を無事終了しました。
雨の天気予報に、慌てて人を雇い、収穫のピッチを上げてジャガイモを掘りをしました。
一日約2トンの収穫のペースです。無事4月中に収穫できたこと、お天気の神様に感謝です。

 また、ホームページからも多くの皆さまにご購入いただきまして有難うございます。
「インカのめざめ」は、栽培を失敗し、せっかくご注文を頂いた皆さまのお手元まで、お届けできなかったことを
あらためてお詫びいたします。すいませんでした。来年は、必ず立派なジャガイモを育て、皆様にお届けしたいと思います。宜しくお願いします。

 メークインについては、初めての挑戦でしたが、自分で満足のいくジャガイモが収穫できたと思います。
ただ、途中多くの失敗を繰り返したことは確かです。それを、沖永良部の土、自然が助けてくれました。
今年の失敗を繰り返さないよう、来年は、更に進化した「伊村農園のジャガイモ」を皆様にお届けできるよう
精進したいと思います。今後ともよろしくお願いします。   

2010年10月 植え付け前

2010年11月 植え付け終了

2010年12月 発芽

2011年1月 培土作業

2011年1月 防風ネット準備

2011年1月 防風ネット終了

2011年3月 天気にも恵まれ順調に成長

2011年4月 収穫です(ジャガイモと、光り輝く太平洋、好きな写真です)

伊村達児作コロッケ、ちょっと揚げ過ぎましたが,美味い!
レシピはこちら→http://cookpad.com/recipe/1359192
 


※ジャガイモの販売は終了しています。悪しからずご了承ください

木曜日に沖縄から沖永良部に戻りました。
4月は、沖永良部と沖縄を4往復します。フェリーで片道約5時間の船旅です。
旅人と出会ったり、知り合いにあったりと、小旅行気分で、結構楽しんでいます。
 沖縄の港、本部港でいつも朝食を取る食堂があります。
3週も連続していくと、食堂のお母さんは、大喜びをしてくれて、大サービスです。
次から次へと頼んでもいない物まで出てきます。危なく乗り遅れるところでした。
そのお母さんは、機会があればホームページで紹介したいと思います。
 今回の船旅は、波も穏やかで、非常に快適な旅になりました。
沖永良部の島影が見えてくるとデッキに出て春の気持ちいい海風に、しばらく島影を眺めていました。4日前に島を離れたばかりなのに、この郷愁はなんでしょう。

 美しい島影と、その海を眺める畑のジャガイモと輝く海の写真です。
金曜日に収穫したこのジャガイモは、本日箱詰めして、日曜日に発送します。
楽しみにお待ちください。

真ん中に越山、標高188.6m.

右側が越山、左側が大山、標高240m

和泊の街並み

和泊港

 

ここ数日、まるでスポット部に初めて配属された時の状況です。一方通行で本当にすいません。

 さて、4月に入りスケジュールが大変です。
4月1日~4日はジャガイモの収穫、箱詰め、発送、5日にフェリーで沖縄へ。7日に琉球大学農学部大学院入学式出席、8日にフェリーで沖永良部に移動し、9日~11日で収穫、箱詰め、発送。11日のフェリーで沖永良部から沖縄に移動しました。12日から大学院の授業が始まります。そんな中、20年ぶりに「学割」2割引でフェリーに乗れたことは、なぜか心が躍りました。

 出席した琉球大学大学院の入学式は、二十歳前後の若者2000人の中に、やばいおっさん一人、目立ちました。 宜野湾コンベンションセンターにて。

 2011年4月になりました。2011年3月は、日本という国が東北地方太平洋沖地震という歴史的災害を受けた時となりました。ただ、この大きな困難に立派に立ち向かい、精一杯生きる皆さまの姿を拝見しています。「生きること」「共に生きること」を教えていただきました。被災された地が復興に向けて走り始めています。「勇気」を頂きました。その「元気」に敬意を表しつつ、私も精一杯生きていこうと思います。
 さて、今週に入り、いよいよジャガイモの収穫を始めました。カヤブチの畑が掘り始めです。この畑から植え始めたのでまさに、農業の出発点となる畑です。12月から1月までの日照不足の影響を心配しましたが、予想以上に量は収穫できました。おそらくサトウキビから取れる糖蜜と実験農場から購入した発酵液の散布が効いたと思われます。そろそろ、ホームページでの販売を準備します。後日、ホームページに掲載致します。宜しくお願いします。

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