長年、共に山登りをしてきたHANAと、最後の登山・北アルプスに行ってきました。 私が30歳の頃から登山をかじり始めて、約12〜13年、共に、多くの山の頂に立ちました。登山始めの頃は、毎週と言っていいほど、金曜日の夜に大阪を出発し、週末に長野の山に登りました。当時、彼女のいない私はよかったのですが、HANAの彼女は、私に嫉妬に近い感情を抱いていたと思います。そんな変なことは、全くなかったのですが、・・・。

 登った山で、最も記憶に残るのは、やはり、2002年9月に登頂したヨーロッパのアルプス・モンブランです。死との隣合わせという感覚は、人間の感覚を覚醒してしまうと感じた、強烈な経験でした。その達成感は、何ものにも例えられないものです。その頂で流した清らかな涙は、一生のうち、記憶に残る涙の一つです。

 

今回、最後に選んだ山は、北アルプス・上高地の南東に位置する蝶ヶ岳・2677mです。
頂上までは上高地から約6時間半のコースです。
ここ数年の不摂生による100kgオーバーの巨体を頂上まで運ぶのは、本当に苦労しました。
無事登頂できたことに、正直安堵、です。

 

8/17~8/18で和歌山・新宮に稲刈りの手伝いに行ってきました。熊野本宮の近くで、山に囲まれた場所に、田んぼが広がっています。久しぶりの農業の手伝いですが、やはり収穫というのは、自分の育てた作物でなくてもワクワクします。早速、新米を頂きましたが、新米は本当に美味しいですね。生みたて卵で、卵掛けご飯、最高!でした。
新米のお問い合わせは、下記まで。

 生産者;新宮市・下平哲朗(43歳)
 銀座・露天の花屋、世田谷花屋を経て、新宮に帰郷し、約4年前に就農。
 「お米」、「ジャバラ」、「ねぎ」を中心に生産。
 お米・コシヒカリ10kg5000円、5kg2500円(税込)・送料800円(離島、遠隔地を除く)
 問合せ先メール:marumaru.810@circus.ocn.ne.jp まで(或いは、伊村 メール:imura.t.dkts@gmail.com)
  

 

  ※その他収穫風景

昨日は終戦の日でした。Twitterでも話題になっていましたが、昨年秋に「永遠の0(ゼロ)」を読みました。「戦争」というものの愚かさ・悲しさを感じ、読み終えたあと、近いうちに、鹿児島・知覧に行こうと決めました。今年の春、知覧を訪れたとき、偶然に桜の咲きかけた季節と重なりました。知覧平和記念館では、戦争から65年という月日にもかかわらず、若者の書いた母への手紙は、その魂がまだそこにあるかのように、言霊として、私に訴え掛けてきました。まるで、65年前のそのときに、近づいた感覚でした。語りべの語るその言葉に、涙が止まりません。「生きる」「命」そして「戦争」「人間」「死」を考える旅となりました。

8月9日東京で久々に兄弟で集まりました。全員で集まるのは、多分18年ぶり。兄嫁も合流、久々に和気あいあい、昔のような喧嘩にはなりませんでした。場所は、東京駅近くの新丸ビルB1中華「ロータスムーン・水蓮月」。辛口の「麻婆豆腐」も美味しく、裏メニューの「脱皮蟹の空揚げ」はサクサク、殻まで食べれて最高でした。店長の中村氏もサービス満点!「伊村農園のホームページを見た」と言ってみてください。注意!サービスはありません。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13038465/

来年の琉球大学受験の準備のため、8/13~15と沖縄に滞在しました。農学部の教授2名と1時間強、充実したディスカッションとなりました。本番は、9月下旬です。気を引き締めて望みます。
その晩、沖縄の放送局の方と、偶然遭遇しました。本当に驚きです。

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