タイでは、田舎に行くとほとんどタイ語しか通じませんでした。タイ滞在中は、ラオス出身の留学生Inpong君が、私の世話役として英語でタイ語の通訳をしてくれました。朝から晩まで、常に一緒です。お陰様で多くのタイの農家の方とのコミュニケーションに何の不自由も感じませんでした。そんな状況に、タイで私が使うタイ語は、サワディカップ(こんにちは)、コップンカップ(有り難う)、アロ~イ(おいしい)、トムヤンクン、トゥクトゥク(観光タクシー)くらいです。あまりのWordの少なさに、サワディカップの代わりに、「トムヤンクン」や「トゥクトゥク」とわざと間違えて、笑いを取りました。特に「トムヤンクン」は、村の皆さんに受け、よく笑いが取れました。
Nonghee Villageは、私が農家にホームステイでお世話になった村です。多くの村人が、日本から来たオッチャン学生を大歓迎してくれました。ホームステイでお世話になった農家で、最後の食事です。昼食前、農家のご主人が村の人と車に乗って出かけます。「どこに行んですか」と聞くと、今日は午前中、川に行ってくる、と出かけて行きました。 我々は、他の農家へ調査を済ませて、昼食前に家に戻ってきました。
帰ってくると、台所からはいい匂い。台所をのぞいて何を作っているのか聞くと、「トムヤンクン」。そして「トムヤンクン」の「クン」の意味は、「エビ」。農家の主人は、籠いっぱいの生きた手長エビを抱えて帰ってきた。地元の漁師から買ってきたそうである。
温かな、最高の「トムヤンクン」です。
9月 282011
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